みつ‐きっこう【三つ亀甲】
文様・紋所の名。亀甲を三つ組み合わせたもの。三盛(みつもり)亀甲。
みつぎり‐ぼん【三つ切り本】
美濃本(みのぼん)を横に三つに切った形の横長の和本。
みつ‐くち【三つ口】
口唇裂(こうしんれつ)の俗称。兎唇(としん)。
みつくち‐フラスコ【三口フラスコ】
容器内で攪拌(かくはん)や温度計測など各種操作を並行して行うために、三つの口が設けられたフラスコ。ふつう中央の主管が太く、二本の側管は細い。口の部分に摺り合わせが施されているものが多い。
みつ‐くわがた【三つ鍬形】
1 兜(かぶと)の前立物(まえだてもの)の一。鍬形の中央に剣の形を立てたもの。 2 紋所の名。鍬形を三つ組み合わせたもの。
みつ‐ぐそく【三つ具足】
仏具のうち、仏前を飾る香炉・燭台(しょくだい)・花瓶(けびょう)の3種。ひとそろいとする。
みつ‐ぐみ【三つ組(み)】
1 三つで一組みになっていること。また、そのもの。「—の布団」 2 「三つ編み」に同じ。
みつぐり‐の【三つ栗の】
[枕]いがの中にある三つの栗の実の中央のものの意から、「なか」にかかる。「—那賀(なか)に向かへる曝井(さらしゐ)の」〈万・一七四五〉
みつ‐ご【三つ子/三つ児】
1 1回の出産で生まれた三人の子供。 2 3歳の子。転じて、幼い子。
三(み)つ子(ご)の魂(たましい)百(ひゃく)まで
幼いころの性格は、年をとっても変わらないということ。