けい‐こく【啓告】
[名](スル)申し上げること。上申。
けい‐じ【啓事】
天子などにものを申し上げること。また、その文書。
けい‐じょう【啓上】
「言うこと」の意の謙譲語。申し上げること。手紙に用いる。「一筆—」
けい・する【啓する】
[動サ変][文]けい・す[サ変] 1 三后(太皇太后・皇太后・皇后)や東宮に申し上げる。言上(ごんじょう)する。→奏する 2 申し上げる。言上する。「進退に迷うて案内を—・する所なり」〈平家・七〉
けい‐せい【形成】
[名](スル)一つのまとまったものに作り上げること。形づくること。「人格を—する」
けい‐そう【啓奏】
天子に意見を申し上げること。
けい‐たつ【啓達】
[名](スル)文書をもって申し上げること。また、手紙を出すこと。
けい‐はく【敬白】
《うやまい謹んで申し上げるの意》手紙や願文(がんもん)などの末尾に用いる語。「謹啓」と対応する。敬具。「亭主—」 [補説]古くは「けいびゃく」といった。
けい‐びゃく【啓白】
[名](スル) 1 敬って申し上げること。特に、神仏に願いを申し述べること。法会や修法(ずほう)のおり、趣意や願意を仏に申し上げること。表白(ひょうびゃく)。けいはく。 2 経文の一部分だけを読...
けい‐よく【啓沃】
《心中を啓(ひら)いて、他人の心に沃(そそ)ぎ入れる意》心に思うことを隠さずに主君に申し上げること。「五百(いお)の—も与って力があったであろう」〈鴎外・渋江抽斎〉