そと‐むそう【外無双】
相撲のきまり手の一。四つに組んだ上手で相手の差し手を抱え、自分の差し手は抜いて相手の反対側の足のひざの外側に手のひらを当て、からだをひねって倒す技。
そぼ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 ふざける。はしゃぐ。「うち—・れたるは、さる方にをかしく罪ゆるされたり」〈源・常夏〉 2 しゃれる。気取る。「今の世の上手におはすれど、あまり—・れて癖ぞ添ひためる」〈源・梅枝〉
たい‐しょ【大所】
1 小さな点にこだわらない、広くて大きな立場。 2 晴れの場所。「無上の上手なりとも、又、目利(めきき)、—にてなくば、よく出で来る事あるべからず」〈花伝・六〉
タッキング【tacking】
ヨットで、艇首を風上に向けるようにしながら、風を受ける舷を他方に変えること。上手回し。
たら・す【誑す/蕩す】
[動サ五(四)] 1 ことば巧みにだます。たぶらかす。「女を—・すことがお上手ですのね」〈木下尚江・良人の自白〉 2 子供などをなだめすかす。「泣く子を—・し」〈浮・一代男・四〉
たろべえ【太郎兵衛】
ぐずぐずしていて役に立たないこと。また、その人。たろうべえ。「隣の—来かかり」〈咄・聞上手〉
だいぶつ‐しょうほう【大仏商法】
奈良の大仏に参詣する客が立ち寄るのを待つだけで、進んで客を集める努力をしない奈良商人の消極性をいう語。 [補説]古くは、大仏に参詣する客を捉えて逃さない奈良商人の商売上手を言ったともいう。
だし‐なげ【出し投げ】
相撲で、相手のまわしを取り、一方の足を大きく後方に引きながら半身に開き、相手をはわせるように投げる技。上手(うわて)出し投げと下手(したて)出し投げとがある。
ちょぼ‐ゆか【点床】
歌舞伎劇場で、義太夫節を演奏する場所。舞台上手の上部に設けられ、簾(す)がかけられている。
つかみ‐なげ【掴み投げ】
1 つかんで投げること。 2 相撲のきまり手の一。上手まわしの後ろをつかみ、片手でつり上げ、自分の後方へ投げる技。