かみ‐つ‐かた【上つ方】
1 うえの方。かみて。⇔下(しも)つ方。 2 身分の高い人々。上流階級。うえつかた。⇔下(しも)つ方。 3 京都で、御所に近い方。上京(かみぎょう)。⇔下(しも)つ方。「—に、さべき御さまにと、...
かみ‐て【上手】
1 上(かみ)の方。上座に近い方。「—に座る」⇔下手(しもて)。 2 川の上流の方。「—の村」⇔下手(しもて)。 3 舞台の、客席から見て右の方。⇔下手(しもて)。
かみ‐の‐まち【上の町】
1 高台にある町。京都などでは、北にある町。かみまち。⇔下(しも)の町。 2 上流。第一流。「—も、上﨟とて御口つきどもは殊なること見えざめれども」〈源・宿木〉
かみ‐べ【上辺】
《古くは「かみへ」》かみの方。川の上流。⇔下辺(しもべ)。「—には千鳥しば鳴き下辺にはかはづ妻呼ぶ」〈万・九二〇〉
かも‐がわ【賀茂川/鴨川】
京都市東部を南流する川。桟敷ヶ岳(さじきがたけ)に源を発し、桂(かつら)川に注ぐ。長さ35キロ。高野川との合流点から上流を賀茂川、下流を鴨川と書く。友禅染めの水洗いに利用。
かりやた‐がわ【刈谷田川】
新潟県中央部を流れる川。信濃川の支流の一。守門(すもん)岳(標高1537メートル)付近に源を発し、三条市の西方で信濃川に注ぐ。長さ54キロ。上流は河岸段丘が発達、平野部は米の産地。
か‐りゅう【下流】
1 川の流れていく方。かわしも。また、川の河口に近い部分。⇔上流。 2 社会で、下積みの貧しい階級。下層。⇔上流。
かりゅう‐こうてい【下流工程】
《lower process》情報システムの開発工程のうち、要求される仕様に基づいて実際にソフトウエアを構築し配備する工程のこと。→上流工程
かわかみ‐きょう【川上峡】
佐賀県中央東部にある渓谷美に富む景勝地。背振(せふり)山地南麓を流れる川上川(嘉瀬(かせ)川の上流部)に位置する。長さ12キロ。別称、肥前嵐山(ひぜんあらしやま)。
かわ‐がり【川狩(り)】
1 川で、水をせき止めたり、投網を打ったりして魚を捕ること。川猟。《季 夏》「—や楼上の人の見知り皃(がほ)/蕪村」 2 木材を、筏(いかだ)に組まずに、1本ずつ上流から流し送ること。