かざ‐うえ【風上】
「かざかみ」に同じ。「—カラ火ヲカケテ」〈天草本平家・二〉
かざ‐かみ【風上】
風が吹いてくる方向。かざうえ。⇔風下(かざしも)。
かし‐あげ【借上】
鎌倉から室町初期、高利で金銭を貸すこと。また、金銭を貸した金融業者。室町中期には土倉(どそう)とよばれる業者に移行。かりあげ。
か‐じょう【架上】
かけ渡したものの上。また、棚の上。「—の書」
か‐じょう【河上】
《古くは「かしょう」とも》 1 河の水の上。河の水面。 2 河の上流。かわかみ。 3 河のほとり。
かたがみ【潟上】
秋田県西部にある市。南に接する秋田市のベッドタウン化が進む。平成17年(2005)3月に昭和町、飯田川町、天王町が合併して成立。人口3.4万(2010)。
かみ【上】
1 ひと続きのものの初め。また、いくつかに区分したものの初め。 ㋐川の上流。また、その流域。川上。「—へ船で上る」「川沿いを—に一キロほど行く」⇔下(しも)。 ㋑時間的に初めと考えられるほう。昔...
かり【甲/上】
《動詞「か(上)る」の連用形から》邦楽で、音の高さを上げること。特に、尺八でいう。かん。⇔乙(めり)。
かわ‐かみ【川上】
1 川の水の流れてくる方。川の源に近い方。みなかみ。⇔川下。 2 組織の上層部。また、組織を指導する立場。「—での論議に終わらせてはならない」⇔川下。 3 原材料、素材の製造段階をいう。「—から...
かわかみ【川上】
狂言。和泉(いずみ)流。盲目の夫が川上の地蔵に祈って目が明くが、その条件として地蔵と約束した妻の離縁ができず、再び盲目になる。