やき‐つ・ける【焼(き)付ける】
[動カ下一][文]やきつ・く[カ下二] 1 熱した金属などを押して印をつける。焼き印を押す。「下駄に屋号を—・ける」 2 焼いて付着させる。また、めっきをする。「車体に塗料を—・ける」 3 陶磁...
やわた‐ぐろ【八幡黒】
黒く染めた柔らかい革。山城国(京都府)八幡に住む神人らが製したところからいう。下駄の鼻緒などに用いた。
ゆうき【結城】
茨城県西部の市。鬼怒川中流域にある。中世は結城氏、近世は水野氏の城下町。結城紬(つむぎ)の産地。桐たんす・下駄なども特産。人口5.3万(2010)。
「結城紬」の略。
ゆき‐げた【雪下駄】
雪国で冬に用いる、すべり止めの金具を打った下駄。《季 冬》
ゆき‐たたき【雪叩き】
たたいて雪を落とすこと。特に、下駄の歯の間にはさまった雪を落とすこと。
ゆ‐げた【湯下駄】
湯殿で用いた下駄。
りきゅう【利休】
⇒千利休(せんのりきゅう)
「利休形(がた)」「利休下駄(げた)」などの略。 [補説]書名別項。→利休
りきゅう‐げた【利休下駄】
日和(ひより)下駄で、薄く低い二枚歯を木地のままの台に入れたもの。浅い爪革(つまかわ)をかけて雨下駄ともする。
ろう‐く【労苦】
[名](スル)心身が疲れ苦しい思いをすること。苦労すること。「—に報いる」「隣の下駄職の—する光景(さま)も見える」〈藤村・家〉
ろじ‐げた【露地下駄】
茶の湯で、雨天の際、露地の出入りに履く下駄。杉材で作り、竹の皮の鼻緒をつける。数寄屋下駄。