した‐ぞり【下剃り】
[名](スル) 1 髪やひげなどを本ぞりする前に、ざっとそっておくこと。 2 髪結床で1をする見習弟子。
した‐ちち【下乳】
下着や水着のブラジャーの下端から、はみ出している乳房。→はみ乳
したっ‐ぱ【下っ端】
身分や地位が低いこと。また、その者。「—の役人」
したっ‐ぱら【下っ腹】
「したはら」をくだけていう語。「—に力を入れる」「—が出る」
したつき‐もじ【下付き文字】
添え字の1つで、基準となる数字や文字の右下に記されるもの。化学式の原子数(NH3など)やビタミンB群の種別(ビタミンB2など)などに使われる。
した‐つ‐くに【下つ国】
地下にあるという国。死者の国。黄泉(よみ)の国。「吾が名妋(なせ)の命は、上(うは)つ国を知ろしめすべし、吾は—を知らさむ」〈祝詞・鎮火祭〉
した‐つけ【下付け】
《「したづけ」とも》手紙で、謙遜(けんそん)の気持ちを表すために、署名の下につける語。上・謹状・再拝・九拝など。
した‐つゆ【下露】
草木に置いた露。木や草から滴り落ちる露。《季 秋》⇔上露(うわつゆ)。
した‐づかさ【下司】
1 地位の低い役人。げす。げし。 2 部下の役人。下役(したやく)。「四道将軍の—武官吉備の武彦声をかけ」〈浄・日本武尊〉
した‐づみ【下積み】
1 他の物の下に積むこと、積まれること。また、その物。⇔上積(うわづ)み。 2 自分の能力を発揮できないまま低い地位や立場にあること。また、その人。「—の苦労が長かった」「—生活」