かいしゃ‐ごろ【会社ごろ】
《「ごろ」は「ごろつき」の略》 1 会社を設立するともちかけて、資金などをだまし取ることを常習にしている者。 2 会社の不正や役員の醜聞などを種に、会社をおどして金品をまきあげることを常習にして...
かかずら・う【係う/拘う】
[動ワ五(ハ四)] 1 かかわりあいを持つ。かかわりあって離れられない状態になる。関係する。かかずりあう。「不正事件に—・う」 2 気持ちや考えがそこにひっかかって離れなくなる。こだわる。拘泥す...
かくう‐じゅんかんとりひき【架空循環取引】
企業が売上高の水増しを図るための不正な取引。実際の商品は存在せず書類だけで行われるもので、ある会社の販売した架空の商品が複数の会社に転売され、元の会社に戻る形をとる。元の会社はこの操作を繰り返し...
かくう‐とりひき【架空取引】
取引の実体がないにもかかわらず、取引を行ったように見せかけるもの。これにより、不正に売上を計上したり資金繰りを行ったりする。→架空循環取引 →循環取引 →融通手形
かくかくさん‐ていこうせい【核拡散抵抗性】
核物質や原子力施設が軍事転用しにくいように生産または設計され使用されていること。PR(Proliferation Resistance)。 [補説]「核物質防護」が、テロリストなどの非国家主体に...
かくぶつ‐ちち【格物致知】
物の道理を窮め、知的判断力を高める意で、理想的な政治を行うための基本的条件、モットー。 [補説]「礼記」大学の「致知在格物」の意味を、朱子は「知を致すは物に格(至)るに在り」と事物の理に至ること...
かじのないふね【舵のない船】
伊佐千尋によるノンフィクション。副題「布川事件の不正義」。昭和42年(1967)に茨城県で発生した強盗殺人事件の犯人として、事件と無関係の青年二人が逮捕・起訴され30年近くにわたって投獄された冤...
かじば‐どろぼう【火事場泥棒】
1 火事場のどさくさに紛れて盗みを働く者。火事どろ。 2 ごたごたにつけこんで不正な利益を得ること。また、その人。火事どろ。
かそう‐つうか【仮想通貨】
紙幣や硬貨のような現物をもたず、電子データのみでやりとりされる通貨。主にインターネット上での取引に用いられ、特定の国家による価値の保証はない。不正防止のために高度な暗号化技術を用いているものは、...
渇(かっ)しても盗泉(とうせん)の水(みず)を飲(の)まず
《孔子はのどが渇いても、盗泉という名を嫌って、その水は飲まなかったという陸機「猛虎行」の故事から》どんなに困っていても、不正には手を出さないことのたとえ。