けん‐えん【慊焉】
[ト・タル][文][形動タリ]《「慊」には満足と不満足との二様の意がある》 1 あきたらず思うさま。不満足なさま。「心中、—たるものがある」 2 (多く下に打消しの語を伴って用いる)満足に思うさ...
こ‐ちゃく【固着】
[名](スル) 1 他のものにしっかりくっつくこと。「接着剤で棚板を壁に—させる」 2 同じ所にとどまって、そのままの状態で定着すること。「先祖代々の土地に—する」 3 精神分析用語。発達の過程...
せめ‐て
[副]《動詞「責(せ)める」の連用形に助詞「て」の付いたもの》 1 不満足ながら、これだけは実現させたいという最低限の願望を表す。少なくとも。十分ではないが、これだけでも。「—声だけでも聞きたい...
せめて‐の‐こと【せめての事】
[連語]不満足ながら、これだけでもと願う事柄。せめてものこと。「被災地へ—に見舞い金を送る」
ふ‐ふく【不服】
[名・形動]納得がいかず、不満に思うこと。また、そのさま。不満足。「—を唱える」「—な顔をする」 →不平[用法] [派生]ふふくげ[形動]
ふ‐まん【不満】
[名・形動]もの足りなく、満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。「—を口にする」「—な点が残る」「欲求—」 →不平[用法] [派生]ふまんがる[動ラ五]ふまんげ[形動]