ふ‐ぎょうじょう【不行状】
[名・形動]品行のよくないこと。身持ちの悪いこと。また、そのさま。不行跡。不品行。「—な(の)叔父」
ふ‐ぎょうせき【不行跡】
[名・形動]「不行状(ふぎょうじょう)」に同じ。「—な(の)息子を戒める」
ふ‐ぎり【不義理】
[名・形動] 1 義理を欠くこと。また、そのさま。「多忙でつい—になる」 2 人から借りた金や物を返さないでいること。「茶屋への—と無心の請求」〈逍遥・当世書生気質〉
ふ‐ぎんみ【不吟味】
よく吟味しないこと。取り調べを十分にしないこと。「富樫が関所の—は天が下に隠れなし」〈浄・島原蛙合戦〉
ふくうけんじゃく‐かんのん【不空羂索観音】
《(梵)Amoghapāśaの訳》六観音・七観音の一。羂索(けんさく)によって衆生を救い菩提(ぼだい)の彼岸に送ることを誓願とし、その成就の空しくはないことを名とする。像は一面八臂(はっぴ)が普...
ふくうじょうじゅ‐にょらい【不空成就如来】
五智如来の一。五智の一の成所作(じょうしょさ)智を備え、北方に位置する。
ふ‐くつ【不屈】
[名・形動]どんな困難にぶつかっても、意志を貫くこと。また、そのさま。「—の精神」「不撓(ふとう)—」
ふ‐ぐ【不具】
[名・形動] 1 からだの一部に障害があること。 2 物事が備わっていないこと。ととのっていないこと。また、そのさま。不備。「物を必ず一具(いちぐ)に調へんとするはつたなき者のする事なり。—なる...
ふ‐ぐ【不虞】
思いがけないこと。また、その事柄。不慮。「船には—の備へあり」〈読・弓張月・拾遺〉
ふ‐ぐあい【不具合】
[名・形動]状態・調子がよくないこと。また、そのさま。「—な箇所を直す」 [補説]あからさまに「故障・欠陥」というのを嫌って「不具合」ということもある。