ふ‐しょう【不祥】
[名・形動] 1 不吉であること。また、そのさま。「—な(の)言葉を避ける」 2 運の悪いこと。不運。「極めて—にも値(あひ)ぬるかな」〈今昔・一九・一四〉
ふ‐しょう【不肖】
[名・形動]《「肖」は似る意》 1 取るに足りないこと。未熟で劣ること。また、そのさま。不才。「—ながら誠心誠意努力いたします」「—の身」 2 父に、あるいは師に似ないで愚かなこと。また、その...
ふ‐しょう【不詳】
[名・形動]くわしくはわからないこと。はっきりしないこと。また、そのさま。「害者の身元は—な(の)ままだ」「作者—」「年齢—」
ふ‐しょう【不請】
1 仏語。請い望まれなくても救いの手をさしのべること。菩薩(ぼさつ)の慈悲救済をいう語。 2 自分では希望しないこと。いやいやながらすること。「町衆は—の袴、肩衣を着て」〈浮・一代女・三〉 3 ...
ふ‐しょうか【不消化】
[名・形動] 1 消化しないこと。こなれないこと。また、そのさま。「—なままの食物」 2 理解が浅く、自分のものになっていないこと。また、そのさま。「—な知識を振りまわす」
ふしょう‐がお【不請顔】
いやそうな顔つき。しぶしぶ物事をする顔つき。「弟子共は—を」〈浄・氷の朔日〉
ふしょう‐じ【不祥事】
関係者にとって不都合な事件、事柄。「社員が—を起こす」
ふ‐しょうじき【不正直】
[名・形動]正直でないこと。また、そのさま。「—な人」
ふしょうせい‐かんゆう【不招請勧誘】
顧客からの依頼がないのに勧誘すること。訪問販売・キャッチセールスの類。
ふ‐しょうち【不承知】
[名・形動]承知しないこと。承知できないこと。また、そのさま。「—な(の)旨を伝える」