り‐せい【理性】
1 道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。 2 善悪・真偽などを正当に判断し、道徳や義務の意識を自分に与える能力。「—を失ってつっ走る」 3 カント哲学で、広義には先...
りっけん‐しょうごう【立券荘号】
荘園に不輸租(田租の免除)の特権を与える手続き。領主の申請に基づき政府が現地に使者を派遣し、券文(証明書)を作成して成立。太政官符・民部省符により成立した荘園を官省符荘、国司の許可によるものを国...
りったい‐てき【立体的】
[形動] 1 平面の広がりだけでなく、奥行き・高さ・厚みなどがあるさま。また、そのような感じを与えるさま。「—な画面」⇔平面的。 2 物事をいろいろな角度から総合的にとらえるさま。「現象を—に把...
りつりょう‐せい【律令制】
律令を基本法とする古代日本の中央集権的政治制度およびそれに基づく政治体制。中国の隋・唐の法体系を取り入れて成立。二官八省を中心とする中央官制、国郡里制による地方行政組織が整い、公地・公民を原則と...
りにゅう‐しょく【離乳食】
離乳の時期に与える食べ物。スープ・粥(かゆ)状の食品から固形食まで、段階をふんで乳児に食べさせるもの。
リフレッシュ‐きゅうか【リフレッシュ休暇】
企業が社員に心身ともにリフレッシュしてもらうという意味で、年齢や勤続年数に応じて特別に与える長期休暇。
り‐もつ【利物】
1 《「物」は一切衆生の意》仏語。衆生に利益(りやく)を与えること。人々を救うこと。 2 利益。もうけ。〈日葡〉
り‐やく【利益】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人々に恵みを与えること。仏の教えに従うことによって幸福・恩恵が得られること。また、神仏から授かる恵み。利生(りしょう)。→御利益(ごりやく) 2 益を得ること。ためになる...
リュードベリ‐ていすう【リュードベリ定数】
《Rydberg constant》原子スペクトルの波長を与える式の中に現れる定数。デンマークの理論物理学者ボーアの原子構造論より理論的に導かれ、その計算値が実験値と一致したことによって量子論が...
りん‐こう【燐光】
1 黄燐が空気中で酸化して発する青白い光。また、生体物質が腐敗・酸化するときに生じる光。 2 ルミネセンスの一種。ある物質に光を与えると、その光の補給を停止してもしばらく残光が見られる現象。また...