せい‐ほう【政法】
1 政治と法律。 2 世の中を治める方法。政治の方法。
せい‐み【世味】
世の中の味わい。世間の趣。世情。「—の辛(から)きを知っているようで、実は知らなかったから」〈二葉亭・其面影〉
せい‐む【世務】
世の中の務め。せむ。「天性勇毅にして、又—に応ずるの才あり」〈中村訳・西国立志編〉
せい‐るい【世累】
世の中の煩わしい事柄。俗事。
せい‐ろ【世路】
世の中を渡っていくこと。また、渡る世の中。せろ。「—の辛酸人情の向背を心得たる男」〈露伴・寝耳鉄砲〉
せい‐わ【清和】
[名・形動] 1 空が晴れていてのどかなこと。また、そのさま。転じて、そのような季節。春。「気候—にして」〈新聞雑誌五八〉 「今こそ溢れぬ—の光」〈横山芳介・都ぞ弥生〉 2 陰暦4月1日の異称。...
せ‐かい【世界】
《7が原義》 1 地球上のすべての地域・国家。「—はひとつ」「—をまたにかける」 2 自分が認識している人間社会の全体。人の生活する環境。世間。世の中。「新しい—を開く」「住む—が違う」 3 職...
せ‐けん【世間】
《3が原義》 1 人が集まり、生活している場。自分がそこで日常生活を送っている社会。世の中。また、そこにいる人々。「—を騒がした事件」「—がうるさい」「—を渡る」 2 人々との交わり。また、その...
世間(せけん)が詰(つ)ま・る
世の中が不景気になる。「万事の商ひなうて、—・ったといふは毎年の事なり」〈浮・胸算用・五〉
せけん‐しらず【世間知らず】
[名・形動]経験が浅く、世の中の事情にうといこと。また、その人やそのさま。世間見ず。「—な(の)青二才」