コーヒーカンタータ【(ドイツ)Kaffee-Kantate】
バッハの世俗カンタータ「そっと静かに、おしゃべりはやめて」の通称。1732年頃の作。コーヒーに夢中の娘と、それをたしなめる父親とのやりとりを喜劇風に描いたもの。
ご‐みょう【五明】
古代インドで用いられた学問の分類法。仏教では、仏教徒の学ぶ内(ない)と、世俗一般の外(げ)とに分ける。内の五明は、声明(しょうみょう)(文法・文学)・工巧明(くぎょうみょう)(工芸・技術・暦数)...
さとび‐ごと【俚び言/俗び言】
世俗の言葉。俚言(りげん)。俗言。また、田舎びた言葉。方言。「手足のたゆきを、—にだるいと言ふ」〈玉勝間・八〉
さん‐し【散士/散史】
1 仕官せずに民間にある人。また、世俗を避けて自適の生活を送る人。 2 文人・墨客が雅号に添えて用いる語。「東海—」
さん‐じん【山人】
1 山中に住む人。また、世俗を嫌って山中に隠棲する人。 2 文人・墨客(ぼっかく)が雅号に添えて用いる語。「風来—」
さん‐せい【散聖】
世俗を捨て仏門に入った人を敬っていう語。特に、布袋(ほてい)和尚をさす場合がある。
しぜん‐じ【自然児】
世俗の因習などにけがされていない純真無垢な者。また、あかぬけしないわがままで粗野な者。
しゃば‐け【娑婆気】
現世に執着する心。世俗的な名誉や利益を求める心。しゃばき。しゃばっけ。「—を起こす」「—が抜けない」
シャンソン【(フランス)chanson】
1 中世吟遊詩人の歌謡以来の、フランス世俗歌曲の総称。 2 フランスのポピュラーソング。人生の哀歓などを歌ったものが多く、歌手の個性的な表現が特色。
しゅうきょう‐せいとう【宗教政党】
特定の宗教に則って活動する政党。宗教団体やその信者を支持基盤とする。→世俗政党 [補説]ドイツのキリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟など。