りゅうこう‐じ【流行児】
ある一時期に世間で広くもてはやされる人。うれっこ。はやりっこ。「文壇の—」
りゅう‐ぞく【流俗】
1 世間の風俗、習慣。「是れも世の中の—として遠方から眺めて居れば」〈福沢・福翁自伝〉 2 世俗の人。俗人。また、俗世間。「—の嗜欲(しよく)を遠ざけているかの様に」〈漱石・三四郎〉
りゅう‐つう【流通】
[名](スル) 1 空気や水などが、滞らずに流れかようこと。「空気の—が悪い」「水路の—を妨げる」 2 広く通用すること。また、広く行われること。「世間に—している話」 3 貨幣・商品などが経済...
凌雲(りょううん)の志(こころざし)
1 《「漢書」揚雄伝から》超然として俗世間の外にあろうとする志。 2 《「後漢書」馮衍伝から》高い地位にのぼろうとする志。青雲の志。
りょうとう‐の‐いのこ【遼東の豕】
《遼東で珍しいとされた白頭の豚が河東では珍しくなかったという「後漢書」朱浮伝の故事から》世間知らずのために、つまらないことを誇りに思ってうぬぼれること。また、そのような人のたとえ。
りん【輪】
[名] 1 大きく円形に開いた花冠。「あれだけ—の大いのは世間に珍しい」〈鉄腸・花間鶯〉 2 「覆輪(ふくりん)」の略。 [接尾]助数詞。 1 咲いている花を数えるのに用いる。「一—の菊」 ...
る‐せつ【流説】
1 世間に言い広められている説。 2 根拠のないうわさ。風説。流言。
る‐ふ【流布】
[名](スル)世に広まること。広く世間に行き渡ること。「妙なうわさが—している」
れっき‐と【歴と】
[副]《「れきと」の音変化。多く「れっきとした」の形で用いる》 1 確かなものとして世間から認められているさま。「—した私の妻だ」「—したプロだ」 2 すきがなく整っているさま。「奥には—刀剣を...
れんきんじゅつ‐し【錬金術師/錬金術士】
1 錬金術1について研究する人。 2 錬金術を使って金銀を作ることができるという人。 3 莫大な金銭を稼ぎ出す人。また、世間の常識を越えた、非常に貴重なものを作り出す人。その方法を知っている人。...