そうどう‐せんしょくたい【相同染色体】
体細胞に2個ずつ対になってある同形同大の染色体。それぞれ両親の配偶子に由来し、減数分裂のときには相対して接着する。
たせい‐ざっしゅ【多性雑種】
二対以上の異なる対立遺伝子をもつ両親間の雑種。多遺伝子雑種。
たね‐はら【種腹/胤腹】
父と母。実の両親。「—一つの兄もある、妹もあれど」〈浄・氷の朔日〉
袂(たもと)を絞(しぼ)・る
たもとをしぼるほど涙を流す。ひどく泣く。「両親に—・らせた事は有(あっ)ても」〈二葉亭・浮雲〉
たらちね【垂乳根】
《枕詞「たらちねの」から》 1 母。母親。「—の消えやらで待つ露の身を風より先にいかでとはまし」〈増鏡・新島守〉 2 親。両親。父母。「—はいかに哀れと思ふらむ三年になりぬ足たたずして」〈今鏡・...
たん‐しん【単親】
両親のうち、片方の親しかいないこと。「—家庭」
ちち【父】
1 両親のうちの男親のほう。ちちおや。実父・継父・養父ともにいう。「一児の—となる」「—の遺志を継ぐ」⇔母。 2 新しい世界を開いて偉大な業績を残した先駆者。「近代言語学の—」「インド独立の—」...
ちち‐はは【父母】
父と母。両親。ふぼ。
ちゅうかん‐ざっしゅ【中間雑種】
両親の形質の中間を示す雑種。対立遺伝子に優劣のないときに現れる。オシロイバナで、赤い花と白い花との第一代雑種が桃色となるなど。
ちょうなんのしゅっけ【長男の出家】
三浦清宏の短編小説。息子の出家とそれを戸惑いながらも受け入れる両親の姿を描く。昭和62年(1987)発表。同年、第98回芥川賞受賞。