つね‐なみ【常並(み)】
[名・形動]なみひととおりであること。また、そのさま。世間なみ。「—ならばお両親の見取り看護もすべき身が」〈一葉・別れ霜〉
手(て)を下(さ)・げる
1 あやまる。謝罪する。「我等様々—・げ、詫び言して」〈甲陽軍鑑・二五〉 2 へりくだる。下手(したで)に出る。「両親(ふたおや)この世にあるならば家にかかへし奉公人、何—・げて頼まれう」〈人・...
とき‐ふ・せる【説(き)伏せる】
[動サ下一][文]ときふ・す[サ下二]相手によく説明して、自分の考えや意見に従わせる。「両親を—・せて結婚する」
とし‐お・いる【年老いる】
[動ア上一][文]としお・ゆ[ヤ上二]年を取る。老齢になる。「—・いた両親」
どうとんぼりがわ【道頓堀川】
宮本輝の小説。大阪の繁華街、道頓堀を舞台に、両親を亡くした青年邦彦の姿を描く青春小説。「文芸展望」誌の昭和53年(1978)4月号に発表。前年に発表した「蛍川」「泥の河」とあわせ三部作をなす。深...
なく‐な・す【無くなす/亡くなす】
[動サ五(四)] 1 (無くなす) ㋐ないようにする。無くす。失う。「ライターを—・す」「明るさを—・す」 ㋑力のないものにする。ないがしろにする。「いかでこの大将を—・してばや」〈栄花・花山尋...
にあんちゃん
昭和34年(1959)公開の日本映画。監督は今村昌平。昭和33年(1958)に刊行されベストセラーとなった10歳の少女安本末子の日記を、今村監督と池田一朗(のち隆慶一郎)が脚色して映画化。炭鉱の...
に‐しん【二親】
ふたおや。両親。〈和英語林集成〉
ヌエネン【Nuenen】
オランダ南部、ノルトブラバント州の町。アイントホーフェンの北東郊に位置する。1883年から1885年にかけて、画家ゴッホが両親と居住し、「じゃがいもを食べる人たち」をはじめ、多くの作品が描かれた...
はつ‐むこいり【初婿入り】
婿が初めて嫁方に行き、正式に嫁方の両親と親子の杯を交わすこと。