りょうせい‐せん【両性腺】
1個の生殖腺で卵子・精子の両方を作るもの。巻き貝や一部の二枚貝で雌雄同体のものにみられ、精巣として機能したのちに卵巣になる場合が多い。卵精巣。
りょうせい‐でんかいしつ【両性電解質】
酸性溶液中では塩基、塩基性溶液中では酸として作用する電解質。水酸化アルミニウム・水酸化亜鉛やアミノ酸・たんぱく質など。
りょう‐せいばい【両成敗】
事情のいかんを問わず、事を起こした両方を罰すること。「喧嘩(けんか)—」
りょうせい‐るい【両生類】
両生綱の脊椎動物の総称。魚類と爬虫(はちゅう)類との間に位置し、幼時は水中でえら呼吸をし、変態後は肺呼吸をする。心臓は二心房一心室。体表にうろこ・毛・羽がなく、変温動物で、卵生または卵胎生。海お...
りょう‐せつ【両説】
二つの説。対立する二つの論説。「新旧—」
りょうぜい‐ほう【両税法】
中国で、唐代から明代にかけて行われた税法。均田法の崩壊に対し、780年、宰相楊炎の建議により、従来の租庸調に代わるものとして制定・施行された。現住地に戸籍を定め、資産の多少に応じて等級を定め、夏...
りょう‐ぜつ【両舌】
仏語。十悪の一。二枚舌を使うこと。
りょう‐ぜん【両全】
両方とも完全であること。また、二つとも完全にすること。「忠孝—」「一挙—」
りょうぜん‐か【両全花】
「両性花」に同じ。
りょう‐そう【両総】
上総(かずさ)・下総(しもうさ)2国の併称。