なか‐つかさ【中務】
《「なかづかさ」とも》「中務卿」「中務省」の略。
なかつかさ‐きょう【中務卿】
中務省の長官。正四位上相当。平安時代以後、四品以上の親王が任命された。なかつかさのかみ。
ちゅうむ‐しょう【中務省】
⇒なかつかさしょう
なかつかさ‐しょう【中務省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。天皇に近侍し、詔勅の宣下や位記(いき)の発行、上表の受納など、宮中の政務をつかさどった。四等官のほかに侍従・内記・監物(けんもつ)・主鈴などの職員がい...
なか‐の‐つかさ【中務省】
⇒なかつかさしょう
なかのまつりごと‐の‐つかさ【中務省】
⇒なかつかさしょう
なかつかさのないしにっき【中務内侍日記】
中務内侍の日記。1巻。弘安3年(1280)伏見天皇の東宮(とうぐう)時代から、正応5年(1292)病で里に下がるまでの仮名文日記。身辺や宮廷生活を記したもの。