イリリキ‐とう【イリリキ島】
《Iririki》バヌアツのエファテ島南西岸、ポートビラ湾にある島。首都ポートビラの中心街から約200メートルの至近に位置する。リゾートホテルやレストランがあり、マリンスポーツも楽しめる。
イル‐ド‐フランス【Île-de-France】
フランス中北部、パリを中心とした地方(レジオン)。パリを囲む近郊3県と外縁部4県からなる同国の政治・経済の中心で、パリ首都圏とほぼ重なる。面積は約1万2000平方キロメートルで、東京・埼玉・千葉...
イル‐ハンこく【イルハン国】
モンゴル帝国の四ハン国の一。1258年、チンギス=ハンの孫フラグがアッバース朝を倒し、イランの地を中心に建国。都はタブリーズ。7代のカザン=ハン(在位1295〜1304)の時代にイスラム教を国教...
いろ‐ちゅうしん【色中心】
透明な物質中に生じた格子欠陥。イオン結晶やガラスなどの非晶質中に局所的な電位が生まれ、特定の波長の光を吸収して着色して見えることに由来する。着色中心。
いわい‐だいこん【祝(い)大根】
ダイコンの一品種。直径3センチ程で細く小さい。輪切りにして、正月の雑煮に用いる。奈良県を中心に、主に関西で栽培される。
いわたはら‐だいち【磐田原台地】
静岡県南西部、天竜川下流にある洪積台地。標高10〜120メートル。茶・葉タバコ・サツマイモの栽培が盛ん。中心都市は磐田市・袋井市。西方の三方ヶ原(みかたがはら)に対する。
いわれ【磐余】
奈良県桜井市南部の古地名。5、6世紀ごろの大和国家の政治の中心地。[歌枕]「つのさはふ—も過ぎず泊瀬山(はつせやま)何時(いつ)かも越えむ夜はふけにつつ」〈万・二八二〉
インカ【Inca】
南アメリカのペルー高原を中心に君臨した王、およびその部族。太陽を信仰し、高度の文明をもち、15世紀までに北はエクアドルから南はチリに及ぶ大帝国を建設した。→インカ帝国
インカ‐ていこく【インカ帝国】
ペルー南部のクスコを中心に、15世紀から16世紀にかけて繁栄したインカ族の国。最盛期にはエクアドルからチリにまで及ぶ大帝国となった。太陽神を信仰し、その子とされる王を頂点とする君主制をとった。巨...
いんがものがたり【因果物語】
江戸前期の仮名草子。鈴木正三作。寛文元年(1661)刊。仏教の因果話を中心に、諸国の怪異・奇談を談義調でつづったもの。片仮名本3巻は義雲・雲歩編。先に出た平仮名本6巻は恵中編か。