エータ‐ちゅうかんし【η中間子/エータ中間子】
核力を仲介する素粒子。中間子の一。電荷は中性、スピンは零。崩壊して光子、またはπ中間子になる。日本の坂田昌一が提唱した素粒子の複合模型「坂田模型」においてその存在が予言され、1961年に発見された。
エーテル【(オランダ)ether】
1 2個の炭化水素基が酸素原子1個と結合した化合物の総称。一般に中性で芳香のある揮発性の液体。特に、エチルエーテルをいう。 2 光の波動説で光を伝える媒質として仮想され、光の電磁波説以後は電磁波...
おお‐でまり【大手鞠】
ヤブデマリの変種。落葉低木。葉は広卵形。初夏、白色の花が多数集まって球状に咲く。中性花のため、実はできない。庭園に植えられる。てまりばな。《季 夏》
おそい‐ちゅうせいし【遅い中性子】
⇒低速中性子
かあつすいがた‐けいすいろ【加圧水型軽水炉】
中性子の減速と原子炉の冷却に普通の水を用いる軽水炉のうち、炉心の熱を、まず高温高圧の水(一次冷却水)として取り出し、その熱で二次冷却水を蒸気に変えて発電機のタービンを回す仕組みのもの。一般に加圧...
かい‐せつ【回折】
[名](スル)波が障害物に遮られたとき、その物陰の部分にも波がまわりこんで伝播する現象。波に特有の現象で、海波・音波・光波やX線のほか、波動性をもつ電子線や中性子線でもみられる。
かいよう‐さんせいか【海洋酸性化】
大気中の二酸化炭素が海に吸収されることによって、弱アルカリ性の海水が酸性化して中性に近づくこと。海の酸性化。
かく‐し【核子】
原子核を構成する素粒子である陽子・中性子の総称。ニュークレオン。
かく‐じし【核磁子】
原子核や素粒子の磁気モーメントの基本単位。電気素量e、プランク定数h、陽子の静止質量mpとすると、核磁子μNは、eh/4πmp=5.051×10−27J/T(ジュール/テスラ)となり、電子のボーア磁...
かく‐ずひょう【核図表】
原子番号(陽子の数)を縦軸、中性子の数を横軸とする座標平面上に原子核の核種を配した図表。ふつう安定核・不安定核が色分けされる。