ちゅう‐くう【中空】
1 空の中ほど。なかぞら。中天。「—に舞う鳶(とんび)」 2 物の内部がからになっていること。うつろ。「—の茎」
ちゅうくうし‐まく【中空糸膜】
濾過(ろか)機能をもつ合成樹脂製の中空繊維。ストロー状の繊維の壁面に無数の超微細孔があり、圧力をかけた水を流すと濾過された水が出てくる。家庭用浄水器や浄水場に用いられるほか、中東諸国の海水淡水化...
ちゅうくう‐せんい【中空繊維】
繊維内に空洞や空胞のある合成繊維。軽くて保温力が高い。
ちゅうくう‐どぐう【中空土偶】
縄文時代の土偶の一種。中が空洞であることからこう呼ばれる。
なか‐ぞら【中空】
[名]空の中ほど。中天。「—までも立ち昇る烈々とした炎の色は」〈芥川・地獄変〉 [形動ナリ] 1 どちらともきまらないさま。中途半端。「いづ方にも寄らず—にうき御宿世なりければ」〈源・柏木〉...