なか‐なおし【中直し/仲直し】
1 (中直し)美濃紙の中判のもの。上美濃。 2 仲直りさせること。仲裁。「何方(どなた)が—なされても、あの男はふつふつ厭でこざります」〈狂言記拾遺・石神〉
なか‐なおり【仲直り/中直り】
[名](スル) 1 仲が悪くなっていた人達が、もとのように仲よくなること。和解。和睦(わぼく)。「弟と—する」 2 (中直り)死期が近づいたとき、病状が一時的に小康状態になること。
なか‐なか【中中】
[形動][文][ナリ] 1 予想した程度を上回るさま。かなりなさま。「色もいいがデザインも—だ」「—な技倆者(やりて)だと見えるナ」〈魯庵・社会百面相〉 2 物事が予想したようには容易に実現し...
中中(なかなか)でもな・い
思いもよらない。とんでもない。「—・い事を言ひをる」〈続狂言記・桜争〉
なかなか‐に【中中に】
[副] 1 中途半端に。なまじっか。「—君に恋ひずは比良の浦の海人(あま)ならましを玉藻刈りつつ」〈万・二七四三〉 2 かえって。むしろ。「—死なば安けむ君が目を見ず久ならばすべなかるべし」〈万...
なか‐な・る【中褻る/中馴る】
[動ラ下二]中くらいに古びる。ほどよい程度に古くなっている。「四尺の屏風の—・れたる立てたり」〈今昔・二四・三一〉
なか‐に【中に】
[副]中でも特に。とりわけ。「—すぐれてをかしげなる所を聞こゆるぞかし」〈落窪・二〉
なかにし【中西】
姓氏の一。 [補説]「中西」姓の人物中西悟堂(なかにしごどう)中西梅花(なかにしばいか)中西太(なかにしふとし)なかにし礼(れい)
なかにし‐ふとし【中西太】
[1933〜2023]プロ野球選手・監督。香川の生まれ。高松一高時代から豪快な打撃で「怪童」とよばれる。昭和27年(1952)西鉄(西武の前身)に入団し新人王を獲得。翌年には史上3人目の3割30...
中(なか)に立(た)・つ
両者の間に入って世話をする。仲介する。「—・って話をまとめる」