きゅうじ‐ちゅう【給事中】
1 中国の官職名の一。秦・漢時代は宮中で給仕をする下級の役職であったが、隋・唐代以降は門下省に属し、天子の詔勅を審議する要職となった。明・清代は天子をいさめる官。 2 少納言(しょうなごん)の唐名。
きゅう‐ちゅう【宮中】
1 宮殿の中。特に、天皇の居所。禁中。禁裏。 2 神社の境内。
きょう‐ちゅう【峡中】
谷間。谷あい。
きょう‐ちゅう【胸中】
胸のうち。心に思っていること。心中。「—をうち明ける」「—を察する」
きょ‐ちゅう【居中】
[名](スル)二つの間に立つこと。中間にあって偏らないこと。
きん‐ちゅう【禁中】
《禁闕(きんけつ)の中の意》皇居。宮中。禁裏。
くう‐げ‐ちゅう【空仮中】
天台宗で説く三諦(さんだい)のこと。
くう‐ちゅう【空中】
大空の中。そら。なかぞら。また、地面や水面を離れた所。「—戦」「ハチドリの—での停止飛行」
くみ‐じゅう【組中】
1 組に属する人全部。 2 組の仲間。また、江戸時代の五人組などの仲間。
くらのなか【蔵の中】
宇野浩二の短編小説。大正8年(1919)「文章世界」誌に発表。売れない小説家を主人公とする私小説風の作品で、軽妙饒舌(じょうぜつ)な文体が特徴。