まる‐もの【丸物/円物】
1 全部完全にそろっているもの。 2 演劇などの大道具のうち、本物のように立体的に作ったもの。平物(ひらもの)に対していう。 3 ひし形の板的(まと)に対して、円形の皮革製の的。 4 《裏表がそ...
まる‐やき【丸焼(き)】
切らないで、まるごと焼くこと。また、その焼いたもの。「七面鳥の—」
まる‐やけ【丸焼け】
火事で、残らず焼けてしまうこと。全焼。「アパートが—になる」
まる‐やね【丸屋根/円屋根】
半球形の屋根。ドーム状の屋根。→丸天井
まるやま【丸山】
長崎市の遊郭のあった所。遊里は江戸初期に始まり、京の島原、江戸の吉原、大坂の新町と並んで繁栄した。
まるやま【丸山】
姓氏の一。 [補説]「丸山」姓の人物丸山薫(まるやまかおる)丸山健二(まるやまけんじ)丸山権太左衛門(まるやまごんだざえもん)丸山定夫(まるやまさだお)丸山真男(まるやままさお)
まるやま‐きょう【丸山教】
教派神道十三派の一。山岳信仰を中心とした教派。近世の丸山講を基盤に明治維新後伊藤六郎兵衛が教団化したもの。最初扶桑教の傘下に入り、次いで神道本局に属し、昭和21年(1946)神道大教から独立した。
まるやま‐ごんだざえもん【丸山権太左衛門】
[1713〜1749]江戸中期の力士。第3代横綱とされる。陸奥(むつ)の人。寛延2年(1749)長崎巡業中に死去。→第2代横綱綾川 →第4代横綱谷風
まるやま‐でんきせき【丸山電気石】
電気石の一種。超高圧下の変成帯で生成し、ダイヤモンドの微小結晶を含む。名称は、平成26年(2014)にカザフスタン共和国で丸山茂徳が同鉱物を発見したことに由来する。マルヤマアイト。
まるやまらんすいろうのゆうじょたち【丸山蘭水楼の遊女たち】
井上光晴の小説。昭和51年(1976)刊行。著者が書いた唯一の時代小説。