みる【海松/水松】
1 ミル科の緑藻。干潮線から水深約30メートルの岩上に生え、高さ20〜40センチ。体は丸ひも状で二またに分枝を繰り返し、扇状となる。食用。みるめ。みるぶさ。みるな。またみる。《季 春》「汐満ぬ雫...
みんでん‐なす【民田茄子】
山形県庄内地方特産の、小粒で丸いナス。漬け物に向き、一夜漬け・からし漬けが美味。
ミートボール【meatball】
ひき肉にタマネギのみじん切りなどを加えて練り、丸めて油で揚げるなどしたもの。肉だんご。ミンチボール。メンチボール。
むきみ‐ぐま【剝き身隈】
歌舞伎の隈取(くまど)りの一。目頭から目尻にかけて、丸みをもたせて赤くぼかして隈取るもの。「対面」の曽我五郎や「助六」など、血気盛んな若者役に用いる。
む‐ごし【無腰】
腰に刀を差していないこと。丸腰。
むさしまる【武蔵丸】
車谷長吉の短編小説。本作と「狂」「愚か者」などの作品を収めた短編小説集は平成12年(2000)「白痴群」の題で刊行(のちに「武蔵丸」に改題)。平成13年(2001)、第27回川端康成文学賞受賞...
むしかり
レンプクソウ科の落葉小高木。山地に生え、葉は大形の円形で先がとがる。4、5月ごろ、白い小花が集まって咲き、周辺に装飾花がある。実は丸く、赤く熟してから黒色に変わる。おおかめのき。
むしゃのこうじ‐どおり【武者小路通り】
京都市上京区を東西に走る道路の呼び名。東の烏丸(からすま)通りから西の小川通りに至る、全長約500メートルの短い通り。武者小路千家の茶室(官休庵)がある。
むすび‐とうだい【結び灯台】
3本の丸棒をひもで結び、上下を開いて立て、上に油皿を置いて火をともすもの。宮中での夜間公事などに際して用いられた。竹の灯火(ともしび)。
むだ‐だま【無駄玉/徒玉】
撃っても命中しない弾丸。転じて、注ぎ込んでも役に立たない資金。