おき‐ずきん【置(き)頭巾】
近世、袱紗(ふくさ)の形をした布を二つ折りにして頭にのせたもの。また、丸頭巾のこと。
おさま・る【収まる/納まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」 2 その場所に落ち着く。 ㋐受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に—・る...
おさ・める【治める】
[動マ下一][文]をさ・む[マ下二] 1 「収める4」に同じ。「暴動を—・める」「丸く—・める」 2 世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。「国を—・める」「家を—・める」 3 病気など...
おさん‐もへえ【おさん茂兵衛】
京都烏丸(からすま)の大経師の妻おさんと手代茂兵衛。天和3年(1683)姦通の罪により磔(はりつけ)となった。井原西鶴「好色五人女」、近松門左衛門「大経師昔暦」などに作品化されている。
おしがたもん‐どき【押(し)型文土器】
縄文早期の土器の一。丸棒に山形・紡錘形などの文様を刻み、生乾きの土器面に押しつけながら回転させて文様をつけたもの。
おしつけ‐の‐いた【押付の板】
1 大鎧(おおよろい)の背の上部、肩上(わたがみ)の下方の、化粧の板の上部。一説に、後立挙(うしろたてあげ)の一の板のこととも。 2 腹巻き・胴丸の背の上部の金具回り。これに肩上を取り付ける。
おし‐まろが・す【押し丸がす】
[動サ四]押しころがしてくるくると巻く。押し丸めて、玉にする。「黒方(くろばう)(=練リ香ノ名)を—・して」〈紫式部日記〉
おし‐もん【鴛鴦紋】
家紋の一。オシドリを丸く図案化した紋章。近衛家・伊達家の替え紋。
オセロ【Othello】
シェークスピアの四大悲劇の一。5幕。1604年ごろ初演。ムーア人の将軍オセロは部下イヤゴーの奸計(かんけい)に乗せられて妻デスデモーナの貞操を疑い、殺害したあと、真相を知って自殺する。オセロー...
おそる‐おそる【恐る恐る】
[副]恐れからひどく緊張して事を行うさま。「—丸木橋を渡る」