からすまる‐どの【烏丸殿】
京都市上京区烏丸(からすま)今出川の北の相国寺門前にあった足利義政(あしかがよしまさ)の邸宅。烏丸御所。
からすまる‐まきえ【烏丸蒔絵】
桃山初期から、烏丸で製造された漆器。
からみ‐だいこん【辛味大根】
ダイコンの一品種。形はカブに似て丸みを帯び、水分が少なく辛味が強い。おろして蕎麦(そば)の薬味などにする。
かるかや‐どう【苅萱堂】
長野市北石堂町、西光寺にある堂。苅萱道心と、その子石童丸が、父子2代にわたって修行をつんだとされる。和歌山県高野山にもある。
かるかや‐どうしん【苅萱道心】
苅萱伝説中の人物。石童丸の父。俗名、加藤左衛門繁氏。筑前(ちくぜん)苅萱の武士だったが、無常を感じて出家する。
カロム【carom/carrom】
ビリヤードに似た卓上ゲーム。四隅に穴のあいた盤に丸い駒をならべ、持ち玉を指先ではじいて駒に当て、穴に落とす。すべての駒を早く落とした者が勝ちとなる。キャロム。
かわごえ‐じょう【川越城】
川越市にあった城。長禄元年(1457)太田道真・道灌(どうかん)父子の築城と伝えられる。江戸時代、酒井・堀田・松平氏らの居城。本丸表御殿の一部が現存。初雁城。
かわ‐たろう【河太郎/川太郎】
《「がわたろう」とも》 1 河童(かっぱ)の異称。かわたろ。 2 漆器の薄茶器で、蓋の上側が丸くくぼんでいるもの。河童の皿に似るとしていう。河太郎形。
かわつつみ‐どう【革包み胴】
胴丸や腹巻きの表面を革で包み、菱縫(ひしぬい)にしたもの。
かわ‐ひばりがい【川雲雀貝】
イガイ科の二枚貝。やや丸みを帯びた三角形で殻長約3センチ。東アジアから東南アジアの淡水に生息し、岩などに足糸(そくし)で付着する。日本では特定外来生物に指定されている。