さかわ‐がわ【酒匂川】
神奈川県西部を流れ、小田原市の東で相模湾に注ぐ川。古くは丸子(まりこ)川ともいい、たびたび洪水が起こった。長さ約50キロ。
さが‐まるた【嵯峨丸太】
丹波地方に産し、大堰川(おおいがわ)にいかだを組んで流し出す丸太。京都嵯峨で陸揚げする。
さき‐ごめ【先込め】
銃口から弾丸や火薬を詰めること。また、その形式の銃。⇔元込(もとご)め。
さく【柵】
1 丸太などを間隔を置いて立て、それに横木を渡してつくった囲い。「—を巡らす」 2 木を立て並べてつくった小規模の防壁。とりで。
さくらまる【桜丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の登場人物。梅王丸・松王丸の弟で、斎世(ときよ)親王の舎人(とねり)。菅原道真の配流に責任を感じて切腹。
差(さ)し取(と)り引(ひ)き詰(つ)め
「差し詰め引き詰め」に同じ。「矢束ねくつろげ矢継早、—徒(あだ)矢もなく雨の如くに射懸くれば」〈浄・蝉丸〉
さ‐す【扠首】
切妻屋根の両端に、それぞれ棟木(むなぎ)を受けるために合掌形に組む材。古くは上部を交差させて組んだ丸太。
さっ‐さつ【颯颯】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風が音を立てて吹くさま。「風は—と冷く吹いて」〈鏡花・註文帳〉 2 人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。「心事を丸出にして—と応接す可し」〈福...
さっぽろ‐オリンピック【札幌オリンピック】
昭和47年(1972)2月3日から13日まで、札幌で開催された第11回冬季オリンピック大会。スキージャンプ競技で金・銀・銅メダルを日本人選手団が獲得、日の丸飛行隊とよばれ賞賛された。
さの‐としかた【佐野利器】
[1880〜1956]建築学者。山形の生まれ。耐震構造理論を体系化し、建築構造学の基礎を築いた。日本最初の鉄骨構造建築の日本橋丸善書店を設計。