しき‐のう【式能】
儀式として催される能。江戸時代には、幕府の行事や祝典、将軍家の慶事などの際に、江戸城本丸表の舞台で翁(おきな)付き五番立ての能が催された。現在では、能楽協会などの主催するシテ方五流出演の五番立て...
しきゅう‐たいぶ【子宮体部】
子宮の上3分の2を占める部位。上端部は丸みを帯びており、子宮底という。子宮体部の下には子宮頸部がある。
しきゅう‐てい【子宮底】
子宮体部の上端部に位置する丸みを帯びた部位。 [補説]医学では、逆錐状の器官の上底面や、中空構造の器官の奥部(開口部から遠い部位)を表すのに「底(てい)」という語が用いられる。実際には下方に位置...
しきん‐きょり【至近距離】
きわめて近い距離。「—から弾丸を発射する」
しけん‐かん【試験管】
化学実験器具の一。一端を閉じて丸底にした細長いガラス管。少量の薬品を加熱したり反応させたりするのに使用される。
しし‐ぐち【獅子口】
1 屋根の棟飾りの一。棟の両端に置く瓦で、山形の綾筋があり、上方に経の巻(まき)と称する丸瓦3個をつけたもの。神社・宮殿・邸宅などに用いる。 2 能面の一。獅子を表すもの。口を大きく開き、きばを...
しじょう‐ほう【施条砲】
弾丸に回転を与えるため、砲身の内側に施条2を刻んだ砲。→滑腔砲(かっこうほう)
しとぎ【粢/糈】
水に浸した生米をつき砕いて、種々の形に固めた食物。神饌(しんせん)に用いるが、古代の米食法の一種といわれ、後世は、もち米を蒸して少しつき、卵形に丸めたものもいう。しとぎもち。
シトロン【citron】
1 ミカン科の常緑小高木。花は淡紫色。実は長卵形でひだがあり、果肉は淡黄色で酸味が強い。果実は砂糖煮、果汁は飲料、果皮や葉は香料にする。インドの原産で、暖地に栽培される。丸仏手柑(まるぶしゅかん...
シナモン‐スティック【cinnamon stick】
セイロンニッケイ(シナモン)の樹皮を薄くはいで乾燥させたもの。菓子や飲料の香りづけに用いる。丸まって棒状になるところからの名。