たんげ‐さぜん【丹下左膳】
林不忘(はやしふぼう)の小説の登場人物。「新版大岡政談」などに隻眼隻腕のニヒルな剣士として描かれる。
たんげさぜんよわひゃくまんりょうのつぼ【丹下左膳余話百万両の壺】
山中貞雄監督による映画の題名。昭和10年(1935)公開。百万両のありかを塗りこめた壺をめぐり、丹下左膳と柳生一門が争奪戦を繰り広げるコメディータッチの時代劇。出演、大河内伝次郎、喜代三、山本礼...
たん‐こう【丹紅】
赤い色。くれない。
たんご【丹後】
旧国名の一。現在の京都府北部にあたる。和銅6年(713)丹波国から分国。 「丹後縮緬(ちりめん)」「丹後縞」の略。
たんごあまのはしだておおえやま‐こくていこうえん【丹後天橋立大江山国定公園】
京都府北部、丹後半島の海岸と高原、山岳地域からなる国定公園。平成19年(2007)、若狭湾国定公園から分離した丹後半島海岸地区と、世屋高原地区、大江山連峰地区を合わせて新しく指定された。日本三景...
たんご‐さんち【丹後山地】
京都府北西部・兵庫県北東部に広がる山地。東西約40キロメートル、南北約20キロメートルのほぼ長方形の区域。主峰は大江山で、400〜600メートルの低い山々からなる。円山(まるやま)川と由良(ゆら...
たんご‐じま【丹後縞】
丹後地方から産出した縞の絹織物。多くは紬(つむぎ)で、黒か茶色の地に朽葉(くちば)色か萌葱(もえぎ)色で縦縞を表したもの。
たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
丹後地方から産出する縮緬。多くは白生地で、友禅や小紋に染められる。江戸時代、享保(1716〜1736)のころ、絹屋佐平治が西陣の技法を学んで創始したものという。
たんご‐の‐くに【丹後国】
⇒丹後
たんご‐はんとう【丹後半島】
京都府北部にある日本海に突出した半島。若狭湾の西端をなす。奥丹後半島。与謝(よさ)半島。