はね‐もとゆい【跳ね元結】
結んだとき、端がはね返るようにした元結。金紙・銀紙などで作り、中に針金が入れてある。江戸中期に流行し、主に若い女性が用いた。はんがけ。はねもとい。
はま‐しぎ【浜鷸】
シギ科の鳥。全長21センチくらい。夏羽は上面が赤褐色で腹に黒斑があるが、冬羽は灰褐色。首が短く、くちばしは長くて下方に曲がる。ユーラシア・北アメリカ北部で繁殖。日本では主に冬、海浜や干潟でみられ...
はま‐びし【浜菱】
ハマビシ科の一年草。関東以西の海岸に自生。茎は地上をはい、長さ約1メートル。葉は羽状複葉。夏、葉の付け根に黄色い5弁花が1個ずつ咲く。実は堅く、とげがある。種子は薬用。ハマビシ科の双子葉植物は亜...
はみだし‐つば【食み出し鍔】
鞘(さや)の周縁からわずかにはみ出す程度の小さな鍔。主に短刀に用いる。
は‐むし【葉虫/金花虫】
甲虫目ハムシ科の昆虫の総称。体長数ミリが多いが、2センチくらいのものもある。体は楕円形で背面が膨らみ、体色は、金属光沢のある黒・黄・赤色など。主に植物の茎・葉を食害する。ウリハムシ・サルハムシ・...
はめ‐て【塡め手】
自分の術中に誘いいれるための手だて。主に囲碁・将棋などでいう。「—にかける」
は‐も
[連語]《係助詞「は」+係助詞「も」》感動・詠嘆を表す。…はまあ。…だなあ。「高光る我が日の皇子(みこ)の万代(よろづよ)に国知らさまし島の宮—」〈万・一七一〉 [補説]主に奈良・平安時代の和歌...
は‐もの【葉物】
1 園芸や生け花の花材で、主に葉を観賞する草木。→花物 →実物(みもの) 2 主に葉を食用とする野菜。ホウレンソウ・キャベツなど。葉菜類。葉物野菜。
はやし【囃子/囃】
《動詞「はや(囃)す」の連用形から》 1 能・狂言・歌舞伎・長唄・寄席演芸など各種の芸能で、拍子をとり、または気分を出すために奏する音楽。主に打楽器と管楽器とを用いるが、芸能によって唄や三味線が...
はや‐ふえ【早笛】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に大鼓・小鼓および太鼓ではやす急調子のもの。竜神・鬼畜・猛将の亡霊などが走り出るときに用いる。 2 歌舞伎下座音楽の一。太鼓を主に大鼓・小鼓・能管を伴う囃...