ニヒリズム【nihilism】
虚無主義。 1 すべての事象の根底に虚無を見いだし、何物も真に存在せず、また認識もできないとする立場。 2 既存の価値体系や権威をすべて否定する思想や態度。ツルゲーネフ・ニーチェ・カミュなどに代...
ニヒル【(ラテン)nihil】
[形動] 1 虚無的。虚無主義的。ニヒリスティック。「—な思想」 2 冷たく醒めていて、暗い影のあるさま。「—な男」「—な笑い」
にほんおよびにほんじん【日本及日本人】
評論雑誌。明治40年(1907)雑誌「日本人」を改題して三宅雪嶺を中心に発刊。国粋主義を唱えた。
にほん‐きょうさんとう【日本共産党】
マルクス‐レーニン主義を指導理論とする日本の共産主義政党。大正11年(1922)コミンテルン日本支部として結成。非合法組織として激しい弾圧の下に地下運動を続けたが、昭和20年(1945)合法政党...
にほん‐こうどうかい【日本弘道会】
明治時代の国家主義的教化団体。前身は西村茂樹が設立した修身学社で、日本講道会を経て明治20年(1887)日本弘道会と改称。機関誌「弘道」を刊行して修身道徳教育を主張した。
にほんこく‐けんぽう【日本国憲法】
日本の現行の憲法。大日本帝国憲法に代わり、昭和21年(1946)11月3日に公布、昭和22年(1947)5月3日から施行。前文および11章103条からなる。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を...
にほんしほんしゅぎはったつしこうざ【日本資本主義発達史講座】
講座本としての経済学・歴史学書。全7巻。昭和7〜8年(1932〜33)刊。野呂栄太郎の企画・指導のもとに、大塚金之助・山田盛太郎・平野義太郎・服部之総・羽仁五郎・小林良正ら三十数名の執筆になる。...
にほんしほんしゅぎ‐ろんそう【日本資本主義論争】
昭和2〜12年(1927〜37)ころ、日本のマルクス主義理論家の間で、革命戦略と日本資本主義の性格規定をめぐり行われた一連の論争。労農派と講座派が戦略論争・封建論争を闘わせ、日本の社会科学の発展...
にほん‐しゅぎ【日本主義】
明治中期、政府の欧化政策に対する反動として起こった国家主義思想。高山樗牛(たかやまちょぎゅう)・井上哲次郎らが雑誌「日本主義」を刊行、日本古来の伝統的精神を重視しようとしたもの。
にほん‐せきぐん【日本赤軍】
共産主義者同盟赤軍派から分かれて海外で武装闘争を展開した新左翼系の組織。海外に根拠地を求めてレバノンに出国したメンバーらが1972年に結成。同年のテルアビブでの国際空港乱射事件をはじめ、1980...