し‐ざ【視座】
物事を見る姿勢や立場。「人道主義的な—で発言する」
しじょう‐げんりしゅぎ【市場原理主義】
市場での自由な競争に任せておけば、価格・生産ともに適切に調節され、ひいては生活全体も向上するという考え方。政府による市場への介入や規制などの極小化を主張する。→自由市場 →新自由主義 →マネタリ...
しじょう‐しゅぎ【市場主義】
生産と消費の調整を、政府が規制したりせず、市場の自由な調整能力に任せるという考え方。⇔設計主義。
しぜん‐し【自然史】
1 人類発生以前の自然界、または人間以外の自然界の発展の歴史。自然界を人間の存在に関係あるものとして、歴史的な意味を与える考え方による概念。 2 マルクス主義で、自然を弁証法的に発展するものとし...
しぜんしゅぎのけんきゅう【自然主義の研究】
吉田精一による評論。日本の自然主義文学の発展の歴史と意義を論じる。昭和30年(1955)に上巻、昭和33年(1958)に下巻を刊行。本作の功績により、昭和34年(1959)の日本芸術院賞評論・翻...
しぜんろん【自然論】
《原題Nature》エマソンの評論。1836年発表。精神と自然との出会いを通じ真理へ到達しようとする「超絶主義」を説く。別邦題「自然」「自然について」。
し‐そう【志操】
自分の主義や主張などを固く守って変えない心。「—の堅固な人」
しちがつ‐かくめい【七月革命】
1830年7月、パリに起こった市民革命。ブルボン王朝の反動政治が倒され、シャルル10世は英国に亡命、自由主義的王党派の支持するオルレアン家のルイ=フィリップが迎えられて七月王政が成立した。
してき‐ゆいぶつろん【史的唯物論】
《(ドイツ)historischer Materialismus》マルクス主義の歴史観。歴史の発展の原動力は、社会的生産における物質的生産力とそれに照応する生産関係とからなる社会の経済的構造にあ...
シニシズム【cynicism】
1 ギリシャ哲学で、キニク学派がとった立場。 2 社会の風潮・事象などを冷笑・無視する態度。冷笑主義。シニスム。