しゅ‐わおん【主和音】
音階の主音を根音としてつくられた三和音。ハ長調のハ・ホ・トの和音など。
す【主/子】
[接尾]人名または人を表す名詞に付いて、親愛の気持ちや軽い敬意を表す。特に遊里で用いる。「ああ、是々(これこれ)太夫—、待って貰(もら)はう」〈伎・韓人漢文〉
す【主/守】
〈主〉⇒しゅ 〈守〉⇒しゅ
すき【主基/次】
《2番目、次(つぎ)の意》大嘗祭(だいじょうさい)のとき、悠紀(ゆき)とともに神饌(しんせん)の新穀を献上すべき国郡。また、そのときの祭場。→悠紀(ゆき)
すき‐でん【主基殿】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、西方の祭場となる殿舎。主基。→悠紀(ゆき)殿
すき‐でん【主基田】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、主基の神饌(しんせん)とする穀物を作る田。→悠紀(ゆき)田
すき‐の‐くに【主基の国】
大嘗祭(だいじょうさい)に、神饌(しんせん)の新穀を奉る国。京都以西の国が卜定(ぼくじょう)され、平安時代以降は丹波・備中を交替にあてた。→悠紀(ゆき)の国
そう‐かん【主典】
「さかん(主典)」に同じ。「さきの甲斐の—」〈古今・仮名序〉
ちから【主税】
主税寮(しゅぜいりょう)のこと。
ちから‐の‐かみ【主税頭】
主税寮の長官。