くぼ‐がい【久保貝/窪貝】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に多い。貝殻は円錐形で、殻径3.5センチくらい。殻表は黒褐色で細かい刻み目がある。房総半島以南に分布。食用。いそだま。
くぼた【久保田】
姓氏の一。 [補説]「久保田」姓の人物久保田米僊(くぼたべいせん)久保田万太郎(くぼたまんたろう)
くめ【久米】
姓氏の一。 [補説]「久米」姓の人物久米愛(くめあい)久米邦武(くめくにたけ)久米桂一郎(くめけいいちろう)久米正雄(くめまさお)
くめ‐うた【久米歌/来目歌】
古代歌謡のうち、記紀の神武天皇の条にある久米部(くめべ)が歌ったとされる6首の歌。また、特に久米舞に用いる歌をいう。
くめ‐じま【久米島】
沖縄諸島の西端にある火山島。古くは球美(くみ)ともいわれ、中国との交易の中心地であった。キクザトサワヘビやクメジマボタルなど島固有の水生生物が生息する渓流一帯は、平成20年(2008)ラムサール...
くめじま‐くうこう【久米島空港】
沖縄県島尻郡久米島町にある空港。地方管理空港の一。昭和52年(1977)開港。久米島の西端に位置する。
くめじま‐つむぎ【久米島紬】
久米島から産出する紬。紺や茶を使った縞物が多い。琉球紬(りゅうきゅうつむぎ)。
くめだ‐でら【久米田寺】
大阪府岸和田市にある真言宗の寺。山号は竜臥山。天平10年(738)行基の開創と伝えられ、行基四十九院の一。中世の曼荼羅図二幅、楠家文書・久米田寺文書など多数を所蔵。
くめ‐でら【久米寺】
奈良県橿原(かしはら)市にある真言宗の寺。山号は霊禅山。開創は久米仙人と伝えられ、また聖徳太子の弟の来目皇子(くめのおうじ)とする説もある。
くめ‐の‐いわばし【久米の岩橋】
役(えん)の行者が大和の葛城山から吉野の金峰山(きんぷせん)まで架け渡そうとしたという伝説上の橋。葛城の神が夜間しか働かなかったために完成しなかったという。多く和歌で男女の契りが成就しないことの...