ににんわんきゅう【二人椀久】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「其面影二人椀久」。作詞者未詳、初世錦屋金蔵作曲。安永3年(1774)江戸市村座初演。狂乱した椀久の夢の中に恋しい傾城(けいせい)松山が現れる。
はん‐えいきゅう【半永久】
ほとんど永久に近い長い期間。また、それほど耐久性のあること。「—の寿命がある」
ひさ【久】
[形動ナリ]時を長く経るさま。長く続くさま。「妹(いも)が袖別れて—になりぬれど一日(ひとひ)も妹を忘れて思へや」〈万・三六〇四〉
ひさ‐びさ【久久】
[形動][文][形動ナリ]長い間とだえていたさま。前のときから、長い時間が経過したさま。久しぶり。「—に訪れたチャンス」「—のヒット曲」 [副]ある状態を長い間続けているさま。長らく。久しく...
び‐きゅう【弥久】
長い期間にわたること。長びくこと。「曠日(こうじつ)—」
ぶんきゅう【文久】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1861年2月19日〜1864年2月20日。
もりひさ【盛久】
謡曲。四番目物。観世十郎元雅作。長門本平家物語などに取材。捕らえられて鎌倉へ送られた平家の主馬判官盛久が、清水観音の利益(りやく)で死を免れる。
ゆう‐きゅう【悠久】
[名・形動]果てしなく長く続くこと。長く久しいこと。また、そのさま。「—の歴史」「—な(の)大自然」