い‐じょう【移乗】
[名](スル)別の船や車などに、乗り移ること。「小舟に—して岸に向かう」
いちじつ‐じょう【一実乗】
仏語。唯一の、真実の理を説く教え。特に、法華経の教え。一乗。
いち‐じょう【一乗】
《唯一の乗り物の意》仏語。仏の真実の教えは絶対平等であり、それによってすべての人が成仏できると説く教法。教法を悟りの彼岸に運ぶ乗り物にたとえた語。法華経を中心に置く天台宗で特に強調。一仏乗。
いちぶつ‐じょう【一仏乗】
「一乗(いちじょう)」に同じ。
いってん‐ばんじょう【一天万乗】
《「乗」は車のこと。昔、中国で、天子は天下を治め、また兵車1万を出すことのできる国土を有していたところから》天下を治める君主。天子。
えんがく‐じょう【縁覚乗】
仏語。縁覚の者がみずからの立場とする教え。二乗・三乗の一。
かい‐じょう【階乗】
1からnまでの連続するn個の自然数の積をnの階乗という。n!と書き、例えば4!=1×2×3×4=24と表す。ただし、0の階乗は1とする。
か‐じょう【家乗】
一家の記録。家の歴史。
き‐じょう【騎乗】
[名](スル)馬に乗ること。「本命馬に—する」
けい‐じょう【警乗】
[名](スル)警察官などが、列車などに乗り込んで警戒すること。「列車に—する」