おつ‐しゅ【乙種】
1 甲・乙・丙などと分類したときの2番目。第2種。 2 「乙種合格」の略。
おつしゅ‐ごうかく【乙種合格】
もと徴兵検査で、甲種に次ぐ合格順位。のちに第1、第2などの段階ができた。
おつじくしゅう【乙字句集】
大須賀乙字の句集。著者没後の大正15年(1926)、岩谷山梔子(いわやくちなし)・名和三幹竹(さんかんちく)の編集により刊行。
おつじはいろんしゅう【乙字俳論集】
大須賀乙字の俳論集。著者没後の大正10年(1921)、木下立安(りつあん)(木下蘇子(そし))の編集により刊行。
乙(おつ)に絡(から)・む
いつもと違って変に嫌みを言う。いつもと違って妙にしつこく言う。
おつ‐にょう【乙繞】
漢字の繞(にょう)の一。「乾」「乳」などの「乙」や「乚」の称。
おつ‐りき【乙りき】
[名・形動]一風変わっていること。また、そのさま。「なんぞ—な遊びはあるめえかノ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
おつるい‐しょうちゅう【乙類焼酎】
焼酎の種別の一。単式蒸留機で1回だけ蒸留した焼酎。芋や麦、蕎麦など原料の風味が残るのが特徴で、九州・沖縄地方での伝統的な焼酎の製法。泡盛もこれに分類される。焼酎乙類。本格焼酎。→甲類焼酎
おと【弟/乙】
[名] 1 上代、男女の別なく、兄弟または姉妹の関係にある者のうち年少の者。おとうと。また、いもうと。⇔兄(え)。「其の—木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)を留めて」〈記・上〉 2 末の...
おと‐ご【乙子/弟子】
1 末っ子。おと。「—なる女童(めのわらは)」〈今昔・一六・一五〉 2 「乙子月(おとごづき)」の略。