きゅうじゅうごかじょう‐の‐いけんしょ【九十五箇条の意見書】
1517年、ルターが免罪符の販売を批判してウィッテンベルク城教会の門扉に掲げた意見書。大きな反響を呼び、宗教改革のきっかけとなった。九十五箇条の提題。
きゅうじゅうさんねん【九十三年】
《原題、(フランス)Quatrevingt-treize》ユゴーの小説。1874年刊。題名はフランス革命中の1793年を表し、この年に起きたカトリック王党派によるバンデの反乱を題材とする。
きゅうじゅうさんまんえん‐の‐かべ【九十三万円の壁】
住民税の均等割額が課税されない給与年収の上限。収入が93万円を超えると、税負担が生じることから。→百万円の壁 →年収の壁
きゅうじゅうにねん‐コンセンサス【九十二年コンセンサス】
「一つの中国」の原則について、1992年に中国と台湾が確認したとされる共通認識。台湾側はこれを、「『一つの中国』の原則を堅持するが、その意味は双方が各自の解釈を表明するというもの」(一中各表)と...
きゅうじゅうにねん‐ごうい【九十二年合意】
⇒九十二年コンセンサス
きゅうじゅうはっさいになったわたし【九十八歳になった私】
橋本治による小説。雑誌「群像」に連載されたのち、平成30年(2018)に刊行。2046年の東京で、筆者が98歳の独居老人になっているという想定で書かれた近未来小説。
くじゅう‐がわ【九十川】
《江戸時代、増水したとき、肩車で90文の渡し賃を取ったところから》増水した、大井川また天竜川の異称。
くじゅうく‐しま【九十九島】
長崎県北部、北松浦半島西岸沿いに散在する大小二百余の小島群。西海国立公園に属する。
くじゅうくりにあそびて【九十九里に遊びて】
伊藤左千夫による連作7首の短歌。九十九里浜の自然を詠んたもの。明治42年(1909)の作。正称は「二月二十八日九十九里浜に遊びて」。「九十九里浜に遊びて」「九十九里の浜に遊びて」などとも呼ばれる。
くじゅうくり‐はま【九十九里浜】
千葉県東部の弧状の砂浜海岸。北は刑部(ぎょうぶ)岬から南の太東崎(たいとうざき)まで、長さ約60キロ。1里を6町(約600メートル)として99里あることによる名。