くぶ‐くりん【九分九厘】
《十分(じゅうぶ)に一厘だけ足りない意から》 1 ほとんど完全に近いこと。九分どおり。「—まで出来ている」 2 (副詞的に)そうなることがほぼ確実であるさま。ほとんど。九分どおり。「当選は—まち...
くぶ‐じゅうぶ【九分十分】
大した違いはないこと。大同小異。くぶんじゅうぶん。「いづれ人の目は—ぢゃ」〈咄・露がはなし・一〉
くぶ‐どおり【九分通り】
[副]10分の9ぐらいまで。9割がた。おおかた。ほとんど。「—出来上がった」「—まちがいない」
く‐ほん【九品】
1 仏語。 ㋐浄土教で、極楽往生の際の九つの階位。上中下の三品(さんぼん)を、さらにそれぞれ上中下に分けたもの。上品上生(じょうぼんじょうしょう)・上品中生・上品下生(げしょう)・中品上生・中品...
くほん‐あんにょうかい【九品安養界】
⇒九品浄土(くほんじょうど)
くほん‐おうじょう【九品往生】
極楽浄土に往生すること。往生する者に九つの等級があるところからいう。
くほん‐ぎょうごう【九品行業】
極楽に往生するための9種の修行。九品の行業。
くほん‐じ【九品寺】
⇒浄瑠璃寺(じょうるりじ)
くほん‐じょうしょう【九品上生】
九品の最上位、上品(じょうぼん)上生のこと。
くほん‐じょうど【九品浄土】
極楽浄土。往生する者に9種の差異があるところからいい、また浄土にも9種の差異を立てていう。西方浄土。九品安養界。九品の浄刹(じょうせつ)。九品の浄土。くほん。