らり‐こっぱい【乱離骨灰/羅利粉灰】
[名・形動]さんざんなありさまになること。また、そのさま。めちゃめちゃ。「敵の大将が…どうと落ちて—になったのと」〈芥川・きりしとほろ上人伝〉
らん【乱】
1 秩序がみだれること。「酒宴の興も過ぎて、既に—に入って居る」〈木下尚江・良人の自白〉 2 戦争や騒動が起こり世の中の安寧が失われること。「応仁の—」 [補説]作品名別項。→乱
らん【乱】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。日仏合作。日本では昭和60年(1985)に公開。シェークスピアの戯曲「リア王」をモチーフに、架空の戦国武将がたどる悲劇的な運命を描く。全米映画批評家協会最優秀...
らん【乱〔亂〕】
[音]ラン(呉)(漢) ロン(唐) [訓]みだれる みだす [学習漢字]6年 1 物事がもつれて秩序がなくなる。みだれる。みだす。「乱雲・乱雑・乱心・乱戦・乱闘・乱暴・乱脈/淫乱(いんらん)・壊...
らん‐あ【乱鴉】
乱れ飛ぶカラス。「林梢に群っている—と」〈芥川・戯作三昧〉
らん‐あく【濫悪/乱悪】
乱暴で悪いこと。また、その行為。「衆徒の—を致すは魔縁の所行なり」〈平家・一〉
らん‐いん【濫淫/乱淫】
節度なく情欲にふけること。「—漁色を専らとし」〈魯庵・社会百面相〉
らん‐うち【乱打ち】
1 むちゃくちゃに打ちたたくこと。乱打(らんだ)。 2 剣道で、二人が向かい合って互いに打ち込みの練習をすること。
らん‐うん【乱雲】
1 乱れ飛ぶ雲。 2 乱層雲の旧称。
らん‐おうだん【乱横断】
歩行者が、横断歩道や交差点のない区域の車道を横断すること。