げき‐らん【逆乱】
為政者などにそむいて乱を起こすこと。反乱。謀反。ぎゃくらん。「保元の—に御方(みかた)に参りて」〈盛衰記・三八〉
こうきん‐の‐らん【紅巾の乱】
中国、元末期の1351〜1366年、異民族王朝の元を倒し、漢民族王朝を復活するきっかけとなった農民の反乱。白蓮(びゃくれん)教徒などの宗教的結社が中心勢力となり、紅色の頭巾(ずきん)を用いた。反...
こうきん‐の‐らん【黄巾の乱】
中国で後漢末期に、張角が首領となって起こした農民の反乱。184年、黄老の教えに基づく太平道を奉じ、全員が土の徳を示す黄色い布を付けて決起したが、張角の死で衰え、平定された。黄巾の賊。
こうそう‐の‐らん【黄巣の乱】
875〜884年、中国の唐末期に起きた農民の反乱。王仙芝の起こした反乱に呼応して、山東の黄巣も蜂起・合流。四川以外の全土を巻き込んだ。王仙芝の死後、黄巣は880年長安に入って国号を大斉とし皇帝の...
こうほう‐さんらん【後方散乱】
粒子線や放射線が入射方向に対して90度以上の角度で散乱されること。散乱角は照射対象となる散乱体の内部構造を反映するため、化学分析などに用いられる。
こう‐らん【攪乱】
[名](スル)「かくらん(攪乱)」に同じ。「ただ地方を—するために、乱暴狼藉を働いたと見られては」〈藤村・夜明け前〉
こく‐らん【国乱】
国内で反乱などが起こって秩序が乱れること。内乱。「爾後(じご)様々の—を経て」〈福沢・文明論之概略〉
コンプトン‐さんらん【コンプトン散乱】
電子などの荷電粒子による高エネルギーの電磁波の散乱。粒子の静止質量に対して電磁波のエネルギーが無視できないほど大きい場合、電磁波のエネルギーの一部は粒子に受け渡され、元の波長より長くなるコンプト...
こん‐らん【昏乱】
1 分別がなくなって、物の道理がわからなくなること。 2 世の中が乱れること。
こん‐らん【混乱】
[名](スル)物事が入り乱れて秩序をなくすこと。いろいろなものが入りまじって、整理がつかなくなること。「交通機関に—を来たす」「経済の—をまねく」「頭が—して考えられない」