しんぷうれん‐の‐らん【神風連の乱】
《「しんぷうれん」は「じんぷうれん」とも》明治9年(1876)10月、熊本に起こった反政府暴動。新政府の開明政策に不満を抱く旧士族太田黒伴雄らが結成した政治団体の神風連(敬神党)が、国粋主義を掲...
じゃけら【邪気乱】
[名・形動ナリ]《語源未詳。「邪気乱」は当て字》取るに足りないこと。また、そのさま。「狂言は…—なる事を、しんにすべし」〈わらんべ草〉
じゅうりょく‐さんらん【重力散乱】
重力の小さい天体が、近傍を大きい天体が通過することで慣性軌道から離れること。太陽系では、外惑星軌道近くの小惑星などが外惑星の通過に伴い、軌道を乱されて太陽に引き込まれたり、逆に太陽系外縁にあると...
じょうきゅう‐の‐らん【承久の乱】
承久3年(1221)後鳥羽上皇が鎌倉幕府打倒の兵を挙げ、幕府に鎮圧された事件。後鳥羽・土御門(つちみかど)・順徳の三上皇が配流され、朝廷方の公卿・武士の所領は没収された。乱ののち、朝廷監視のため...
じょうへいてんぎょう‐の‐らん【承平天慶の乱】
承平・天慶年間(931〜947)に起こった、平将門(たいらのまさかど)の反乱と藤原純友(ふじわらのすみとも)の反乱。将門は関東に勢力を伸ばしたが、天慶3年(940)敗死、純友は瀬戸内海で反乱を起...
じょう‐らん【擾乱】
[名](スル)入り乱れて騒ぐこと。また、秩序をかき乱すこと。騒乱。「三味線の音で…談話は—されてしまった」〈寅彦・路傍の草〉
じょく‐らん【濁乱/濁濫】
仏語。悪がはびこって人を惑わせ、世が乱れること。だくらん。
だく‐らん【濁乱】
⇒じょくらん(濁乱)
じんしん‐の‐らん【壬申の乱】
壬申の年にあたる672年、天智天皇の弟の大海人皇子(おおあまのおうじ)と天皇の長子である大友皇子が、皇位継承をめぐって起こした内乱。大友皇子は敗北して自殺し、翌年、大海人皇子は即位して天武天皇と...
せきび‐の‐らん【赤眉の乱】
中国、新末期の18年、王莽(おうもう)の失政から起きた農民の反乱。参加した者は眉(まゆ)を朱で染めて目印とした。27年、後漢の光武帝に平定された。赤眉の兵。