たい‐そう【大棗】
ナツメの果実を乾燥させたもの。漢方で緩解・強壮・利尿薬などに用いる。
たいへいようがわ‐きこう【太平洋側気候】
日本列島の太平洋側に特徴的な気候。冬は晴天が多く乾燥して、夏は湿潤で暑く、梅雨や台風による降水も多い。太平洋岸式気候。→日本海側気候
たいりく‐きだん【大陸気団】
大陸上で発生する気団。乾燥しているのが特徴。シベリア気団などがある。→海洋気団
たか‐うね【高畝】
地平面から15センチくらい高く盛りあげた畝。排水・通気がよいので、水分の多い土地や乾燥を好む作物栽培時に用いる。
た‐どん【炭団】
1 粉炭(こなずみ)にふのりを加えて練り、丸くして乾燥した燃料。《季 冬》「炭取にいつから残る—かな/乙字」 2 俗に、相撲の星取り表で負けの印。黒星。
たにく‐しょくぶつ【多肉植物】
茎や葉が肥厚して多量の水分を蓄える植物の総称。乾燥地や塩分の多い土地に生え、表皮にクチクラが発達したものが多い。サボテン・アッケシソウ・リュウゼツラン・ベンケイソウ・アロエなど。多漿(たしょう)...
タバコ【(ポルトガル)tabaco】
1 ナス科の多年草。日本では一年草。高さ1.5〜2メートルになり、大きい楕円形の葉が互生する。夏、細長いらっぱ状の淡紅色の花を多数開く。葉にニコチンを含み、喫煙用に加工したり、殺虫剤の原料とした...
タフォニ【tafoni】
岩盤の表面に形成される風化による穴。砂漠などの乾燥地域や、海水の飛沫が吹きつける海岸でよく見られる。蜂の巣状風化岩。
たまきび‐がい【玉黍貝】
タマキビガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁上に群生し、貝殻は球状の円錐形。乾燥に強い。たまきび。
ため‐ぬり【溜め塗(り)】
漆塗りの一種。朱またはベンガラで漆塗りして乾燥させたあと、透漆(すきうるし)で上塗りしたもの。半透明の美しさがある。花塗り。