かめ‐の‐こ【亀の子】
1 子供の亀。また、小さい亀。《季 夏》「—の歩むを待って引きもどし/汀女」 2 「亀の甲1」に同じ。 3 幼児を背負うときに羽織る綿入れ。
かめのこ‐しばり【亀の子縛り】
ひし形の目のように斜め十文字に縛ること。
かめのこ‐せんべい【亀の子煎餅】
小麦粉・砂糖・卵を材料に、亀の甲羅の形に焼いたせんべい。
かめのこ‐たわし【亀の子束子】
《形が亀に似るところから》シュロの繊維などを短く切りそろえ、楕円形に束ねたたわし。商標名。
かめのこ‐はむし【亀の子金花虫/亀の子葉虫】
ハムシ科の昆虫。体長7ミリくらい。体は平たく亀の甲の形をし、黄褐色で背面に黒斑がある。アカザ・テンサイなどの葉を食べる。
かめのこ‐ばんてん【亀の子半纏】
江戸時代、子供が着た綿入れの半纏。両袖がなく亀の甲に似る。