かめや‐ずきん【亀屋頭巾】
頭からかぶり、目の部分だけ開けた黒縮緬(くろちりめん)の頭巾。江戸中期、大坂の人形遣いが用いた。竹田頭巾。→黒子
かめ‐やま【亀山】
京都市右京区の嵯峨にある山。大堰(おおい)川に臨み、嵐山に対する。嵯峨天皇・後嵯峨天皇・亀山上皇の離宮の亀山殿があった。 三重県北部の市。もと東海道の宿場町、石川氏の城下町。緑茶・紅茶や美術...
かめやま‐し【亀山市】
⇒亀山
かめやま‐じょう【亀山城】
三重県亀山市にあった城。天正18年(1590)岡本宗憲が築城。天守閣は寛永9年(1632)三宅氏の時代に誤って取り壊された。多聞櫓のみ現存。
かめやま‐の‐あだうち【亀山の仇討ち】
元禄14年(1701)、伊勢亀山城下で、石井半蔵・源蔵兄弟が父と兄の敵赤堀源五右衛門を28年目に討った事件。世に元禄曽我といわれ、浄瑠璃などに脚色された。
かめ‐レス【亀レス】
インターネット上のメールや掲示板(BBS)などのやり取りで、かなり前に話していた内容について返事を書くこと。また、その返事。→即レス →遅レス
き【亀〔龜〕】
[常用漢字] [音]キ(呉)(漢) [訓]かめ 〈キ〉 1 爬虫(はちゅう)類の名。カメ。「亀甲(きこう・きっこう)/神亀」 2 占いに用いるカメの甲。「亀鑑・亀卜(きぼく)・亀裂」 〈かめ...
き‐かん【亀鑑】
《「亀」は甲を焼いて占ったもの。「鑑」は鏡の意》行動や判断の基準となるもの。手本。模範。「教育者の—ともいうべき人物」
き‐けい【亀鏡】
手本となるもの。模範。ききょう。「—ニ備ユル」〈日葡〉
き‐しゅ【亀手】
亀の甲のように、ひびのきれた手。きんしゅ。「夏日は流汗し冬日は—して勤苦労働に役しつつある多数の貧乏人」〈河上肇・貧乏物語〉