レア‐バリアント【rare variant】
同一種の生物集団の中に見られる遺伝子型の違いのうち、集団内に1パーセント未満の頻度で存在するもの。ある特定の疾患と関わりがある場合、その変異のはたらきを調べることにより、疾患の治療や予防につなが...
ろうさい‐びょういん【労災病院】
労働者健康安全機構が全国各地に設置・運営する病院。労働災害や職業性疾病の予防から治療・リハビリテーション・職場復帰まで一貫した専門的医療を提供。地域の中核病院としての役割も果たす。
ろうじんほけん‐ほう【老人保健法】
高齢者の健康の保持や医療の確保を図るために、疾病の予防、治療、機能訓練などの保健事業を総合的に実施し、国民保健の向上、老人福祉の増進を図ることを目的として制定された法律。昭和58年(1983)施...
ろうどうあんぜんえいせい‐そうごうけんきゅうしょ【労働安全衛生総合研究所】
事業場における災害の予防や労働者の健康の保持増進、職業性疾病に関する総合的な調査・研究を行う国の研究所。平成18年(2006)産業安全研究所と産業医学総合研究所を統合して設置。平成28年(201...
ろうどうかんけいちょうせい‐ほう【労働関係調整法】
労働関係の公正な調整を図り、労働争議の予防または解決を目的とする法律。労働争議について自主的解決を原則としながら、斡旋(あっせん)・調停・仲裁・緊急調整の四つの調整方法を定め、また争議行為の制限...
ロコモティブ‐シンドローム【locomotive syndrome】
骨・関節・筋肉など体を支えたり動かしたりする運動器の機能が低下し、要介護や寝たきりになる危険が高い状態。国の介護予防・健康対策などの方針を受けて、日本整形外科学会が平成19年(2007)に提唱。...
わ‐ぎ【和議】
1 和睦のための協議。「—を結ぶ」 2 旧法で、破産を予防するために債務者と債権者との間でなされる合意のこと。債務者は破産を免れ、債権者は破産の場合に比べて有利な弁済を受けることを目的としていた...
わぎ‐ほう【和議法】
破産を予防するための和議について定めている法律。大正12年(1923)施行。平成12年(2000)の民事再生法施行に伴って廃止された。
ワクチン【vaccine】
1 《牝牛の意のラテン語に由来し、牛痘の意》生体に免疫をつくらせて感染症を予防するために用いられる抗原。病原体あるいは細菌毒素の毒性を弱めるか失わせるかし、抗原性だけ残したもの。不活化または死菌...
ワルファリン【warfarin】
経口抗凝固剤の一種。血栓症の治療・予防に用いられる。殺鼠(さっそ)剤としてネズミに与えると失血死が起こる。