ちゅうおう‐ろうどういいんかい【中央労働委員会】
厚生労働省の外局の一。厚生労働大臣が任命する、使用者・労働者・公益を代表する委員各15人で構成される。二つ以上の都道府県にまたがる労働争議の斡旋(あっせん)・調停・仲裁にあたるほか、都道府県労働...
ちゅう‐さい【仲裁】
[名](スル) 1 対立し争っているものの間に入ってとりなし、仲直りをさせること。「—に入る」「けんかを—する」「—役を買って出る」 2 紛争中の当事者または当事国の合意に基づいて、第三者の判断...
ちゅうさい‐さいてい【仲裁裁定】
労働関係調整法により、労働委員会に設けられる仲裁委員会が労働争議の解決のために下す判断。労働協約と同一の効力をもつ。
ちょう‐てい【調停】
[名](スル) 1 対立する双方の間に立って争いをやめさせること。仲裁。「いさかいを—する」 2 紛争当事者の間に第三者が介入して、双方の互譲と合意のもとに和解させること。民事調停・家事調停など...
ちんぎんじじょうとう‐そうごうちょうさ【賃金事情等総合調査】
中央労働委員会が取り扱う労働争議の調整の参考資料とするために厚生労働省が行う一般統計調査。中央労働委員会が独自に選定した資本金5億円以上、労働者数1000人以上の企業を対象に、賃金体系・諸手当・...
とくべつ‐そんしつ【特別損失】
企業が通常の活動以外で、特別な要因で一時的に発生した損失。不動産売却によって生じる損失、有価証券の評価損失、地震、火災などの災害による損失、労働争議や訴訟によって発生する損失など。特損。→特別利...
とどうふけん‐ろうどういいんかい【都道府県労働委員会】
各都道府県に置かれる労働委員会。都道府県知事が任命する、使用者・労働者・公益を代表する委員各5人〜13人で構成される。争議行為の範囲が担当する都道府県内に限定されるものについて、不当労働行為の審...
とよだ‐きいちろう【豊田喜一郎】
[1894〜1952]実業家。静岡の生まれ。佐吉の長男。大正9年(1920)豊田紡織に入社、のち昭和12年(1937)トヨタ自動車工業設立。昭和16年(1941)社長に就任。国産乗用車の大量生産...
ナショナル‐センター
《national center of trade unionから》労働組合の全国中央組織。加盟労働組合の利害の調整、労働争議の支援、教宣活動などを目的として設立されるもので、日本では、連合やか...
にんい‐ちょうてい【任意調停】
労働争議の当事者双方の意思に基づき、労働委員会が行う調停。→強制調停