ひが‐うた【僻歌】
事実に反する内容をうたった歌。理屈に合わない歌。「花山院—よまむとおほせられて」〈実方集・詞書〉
ひが‐ごと【僻事】
《古くは「ひがこと」とも》道理や事実に合わないこと。まちがっていること。
ひが‐さま【僻様】
[形動ナリ]事実と違っているさま。道理に背くさま。「—にこそ人は申すなれ」〈源・藤袴〉
ひが・む【僻む】
[動マ五(四)] 1 物事を素直に受け取らないで、曲げて考える。自分が不利なようにゆがめて考える。「じゃま者扱いされたと—・む」 2 ゆがんだ考え方をする。考え方がまちがっている。「取りはづし...
ひこう‐じじつ【非行事実】
犯罪少年の犯罪行為、触法少年の触法行為(刑罰法令に触れる行為)、虞犯少年の虞犯行為(保護者の正当な監督に服しない、正当な理由がなく家庭に寄りつかない、犯罪性のある人や不道徳な人と交際したりいかが...
ひこ‐つか・せる
[動サ下一][文]ひこつか・す[サ下二]「ひこつかす」に同じ。「秘密の匂いに鼻を—・せている事実は」〈里見弴・多情仏心〉
ひ‐し【秘史】
世間に知られていない歴史。隠された歴史上の事実。また、それを記した書物。「大戦—」
ひし‐かくし【秘し隠し】
秘めて隠すこと。ひたすら隠すこと。「今日が日まで—にかくされていたと云う表面の事実には」〈里見弴・多情仏心〉
ひ‐にん【否認】
[名](スル)事実として認めないこと。承認しないこと。「罪状を—する」⇔是認。
ひにん‐の‐せいきゅう【否認の請求】
否認権を行使する方法の一つ。破産法・民事再生法・会社更生法で規定され、経営破綻した企業の管財人等が行う。管財人は、否認の原因となる事実関係(証拠)を裁判所に提出。これを基に裁判所が否認の請求の認...